婚活あるある、失敗例3 - ひとつふたつ

婚活あるある、失敗例3
変わらず出だしは好調

コンサル男子とマッチングした。

当時コンサルという職種が人気の仕事だったが
「そもそもコンサルってどんな仕事?」と
気になったというのもあり、

なんでも高級焼肉屋さんに連れてってくれるというから
待ち合わせして行ってみた。

そのコンサル男子は超イケメンで
アプリなんてしなくても絶対モテるのに

そもそもなんで私とマッチングした??
なんか詐欺にでも引っ掛かるのか??

と内心ドキドキ不安になりながらも
高級焼肉屋さんに行った。

「え、なんで私にいいねしてくれたの?」
と信じられなすぎて聞いてみたら

「もちろん可愛いって思ったからじゃん」

えぇぇえぇええ
ますます疑う私・・・。

焼肉も1枚うん千円という
高い肉をオーダーするものだから

(私お財布の中いくらあったっけ・・・)

と金銭的なソワソワもあって
何話したかもう全然覚えていない。笑

おそらく仕事のことや
過去の恋愛のことなど

色々話してまぁ終始和やかに過ごせたのだが
いよいよお会計となった時は緊張した。

そしてエンディング

スタッフが彼に伝票を渡したため
「いくらですか・・・?」と聞いたら

「あ、いいよいいよ!
俺が食べたいって言ったんだし!」

え、好き・・・
と思いかけた瞬間

「領収書ください。この名刺で!」
とスタッフに渡していた。

あぁ、そうか接待費として切れるのか
と「この時間は接待・・・」と少し残念に思いながらも

結果いくらなのかはわからないが
おそらくすごい高かったはずなので

少しホッとしたのを覚えている。

焼肉屋を退店して
歩いて駅に向かっている時

「あーときちゃん好きだわ!」
「付き合いたいけど・・・」

「もう少しデートしたらちゃんと言うわ!」

となんとまぁうっとり発言。
そんな2、3時間で好きとか言っちゃう?

もしかして私すごいモテてる?

なんてウキウキして脳内お花畑で
帰りの電車の中でもずっとラインして

これはいよいよ!彼氏できるか?!
と思っていたその日の3日後

ラインブロックされたのだった。

ずーっと楽しいやり取りしてたのに。
もはやもうわけがわからない。

そういうブロックして次!
が簡単にできる人は怖い。

そしてもうイケメンには騙されないと誓った。

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ishitokifufu